妊娠・授乳中のICLは受けられる?検査・点眼・妊活の確認事項
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この記事でわかること
- 妊娠中・授乳中にICLの適応検査や手術を受ける前の確認事項
- ホルモン変化と検査結果、術後の点眼薬・内服薬の考え方
- 出産後・断乳後に検査を再開する時期を医療機関へ聞く方法
- ICL手術後に妊活を考えるときの相談事項
- 産婦人科・眼科・薬剤師へ伝える情報と質問票
妊娠中や授乳中にICLを検討すると、「今の視力で検査を受けられるか」「術後の目薬は母乳に影響しないか」「出産後いつから手術できるか」と不安になることがあります。
医療機関の公式案内では、妊娠中・授乳中は適応検査や手術を控える、または医師の判断が必要とする説明が多く見られます。理由として、妊娠・授乳に伴うホルモンバランスの変化が検査や視力に影響する可能性、術後に抗菌薬や消炎薬などを使う可能性が挙げられています。
この記事は、妊娠・授乳中のICLを一律に可否判定するものではありません。妊娠の経過、授乳状況、服薬、眼の状態によって判断が変わるため、産婦人科と眼科へ確認してください。2026年10月15日に確認できた公式情報をもとに、相談の準備と確認項目を整理します。
妊娠中・授乳中は検査と手術を急がない
新宿近視クリニックは、妊娠中または授乳中はホルモンバランスの影響で視力が不安定になり、適応検査の結果を正確に得られない可能性があるため、ICL手術を控える案内を掲載しています。アイクリニック東京グループも、妊娠・授乳中は通常時とホルモンバランスが異なり、検査結果に影響すると説明しています。[出典:新宿近視クリニック「妊娠中にICL手術を受けることは可能ですか?」、アイクリニック東京グループ「妊娠・授乳中のICL手術適応検査やICL手術は可能ですか?」、2026年10月15日確認]
ここでいう「検査を急がない」は、妊娠・授乳中の人が視力の相談をしてはいけないという意味ではありません。現在の眼鏡やコンタクトレンズの見え方、目の痛み、急な視力変化などは、妊娠・授乳中でも眼科へ相談してください。ICLの適応検査や手術をいつ行えるかは、眼科と産婦人科の説明を受けて決めます。
| 状況 | 先に確認すること | 相談先 |
|---|---|---|
| 妊娠中 | 視力変化、点眼、手術延期 | 産婦人科・眼科 |
| 授乳中 | 授乳状況、術後薬、検査時期 | 産婦人科・眼科・薬剤師 |
| 出産直後 | 体調、睡眠、通院可能性 | 産婦人科・眼科 |
| 断乳後 | 検査再開の時期 | 眼科 |
| 妊活中 | 手術と妊娠の予定 | 産婦人科・眼科 |
ホルモン変化と検査結果を確認する
妊娠・出産・授乳の時期は、体調やホルモンの状態が通常と異なることがあります。医療機関は、その状態が屈折や視力、検査結果、術後の見え方に影響する可能性を説明しています。年齢や妊娠週数だけで「受けられる」「受けられない」と自己判定せず、現在の状況を正確に申告します。
初診や問い合わせでは、次の情報を伝えます。
| 伝える情報 | 具体例 |
|---|---|
| 妊娠状況 | 妊娠中、妊娠の可能性、妊娠週数 |
| 出産 | 出産日、産後何か月か |
| 授乳 | 授乳中、混合、断乳日 |
| 月経・体調 | 医師へ伝えるよう求められた範囲 |
| 服薬 | 内服薬、点眼薬、サプリメント |
| 眼の状態 | 視力変化、乾燥、痛み、既往歴 |
| 予定 | 断乳、妊活、手術希望時期 |
眼科の適応検査を延期する場合でも、眼鏡の度数が合わない、見え方が急に変わったなどの症状は別の診察が必要になることがあります。ICLの適応検査と、妊娠中の眼の症状を相談する一般眼科診療を混同しないようにします。
術後の点眼薬と授乳を別々に確認する
ICL手術後は、抗菌薬や消炎薬などの点眼薬、医療機関によっては内服薬が処方されることがあります。アイクリニック東京グループは、術後に抗生剤の内服やステロイドの点眼を処方するため、身体への影響がないと一律には言えないと説明しています。中京眼科も、術後点眼薬が母乳に影響する可能性について案内しています。[出典:アイクリニック東京グループ「妊娠・授乳中のICL手術適応検査やICL手術は可能ですか?」、中京眼科「ICL治療」、2026年10月15日確認]
「点眼薬だから全身に影響しない」「授乳中でも問題ない」と自己判断しないでください。薬の成分、用量、使用期間、授乳への影響は、眼科だけでなく産婦人科や薬剤師へ確認します。市販薬や手元に残った以前の点眼を使う場合も、先に相談します。
| 薬について聞くこと | 確認する内容 |
|---|---|
| 薬名 | 抗菌薬、消炎薬などの正式名称 |
| 使用期間 | 何日・何週間使うか |
| 授乳との関係 | 授乳継続、休薬、代替の要否 |
| 内服薬 | 母体・母乳への相談先 |
| 中止・変更 | 自己判断せず相談する窓口 |
| 保存 | 冷所、遮光、外出時の管理 |
授乳を一時的に中断するかどうかは、記事だけで判断できません。産婦人科、眼科、薬剤師に同じ薬名と使用量を伝え、具体的な指示を受けます。
断乳後・出産後の再開時期は医療機関ごとに確認する
アイクリニック東京グループは、授乳中の人について、断乳後3か月を経過してから適応検査の予約を案内しています。インフィニティメディカルグループも、授乳終了後3か月ほどで視力が安定してくるとして、その後に術前検査を行う案内を掲載しています。一方、中京眼科は妊娠・授乳中、出産・断乳後3か月以内について、ホルモンバランスや術後点眼薬を医師判断の対象としています。[出典:各医療機関公式ページ、2026年10月15日確認]
これらは個別の診療許可を意味する共通ルールではありません。出産後の体調、授乳状況、断乳日、視力の安定、服薬、睡眠、通院できる時期を踏まえて判断します。
| 時期 | 眼科へ確認したいこと |
|---|---|
| 妊娠中 | 適応検査の予約を延期する時期 |
| 出産直後 | 受診してよい症状と手術計画 |
| 授乳中 | 断乳後の検査再開の目安 |
| 断乳直後 | 何か月あけるか、再検査の要否 |
| 断乳後 | 視力・屈折が安定しているか |
断乳日を基準にする医療機関があっても、自己判断で日数を数えて予約を確定しません。予約時に授乳終了日、現在の薬、妊娠希望の有無を伝え、適応検査を受けられるか確認します。
妊活中は手術日と妊娠の予定を共有する
ICL手術後に妊活を考えている場合は、手術を受ける前に予定を伝えます。アイクリニック東京グループは、術後に抗生物質や消炎の点眼薬を使うため、手術後1か月以降の妊活を推奨しています。これは個人の妊娠計画や薬の状況を無視してよいという意味ではなく、手術日・点眼期間・妊活開始時期を医療機関へ相談するための情報です。[出典:アイクリニック東京グループ「ICL手術後、いつから妊活可能ですか?」、2026年10月15日確認]
| 妊活前の質問 | 確認する理由 |
|---|---|
| 術後点眼の期間 | 妊娠予定と薬の使用時期を分けるため |
| 妊娠した場合 | 手術直後の連絡先を決めるため |
| 通院予定 | 妊娠・出産の予定と重ならないか確認するため |
| 避妊期間 | 医師の案内があるか確認するため |
| 点眼の変更 | 産婦人科と眼科の連携が必要なため |
手術後に妊娠が判明した場合は、点眼を自己判断で中止せず、妊娠週数、薬名、使用回数、手術日を眼科と産婦人科へ伝えます。すでに妊娠を希望している場合は、ICLの手術を急がず、妊娠・授乳の予定と検査のタイミングを相談します。
妊娠・授乳中にコンタクトや眼鏡で困った場合
妊娠・授乳中でICLを延期している間も、視力の不便を我慢する必要はありません。眼鏡の度数が合わない、コンタクトレンズが乾く、目が痛い、視力が急に変わった場合は、一般の眼科で相談します。コンタクトレンズの使用時間やケア方法、眼鏡への切り替え、点眼薬の使用可否は、妊娠・授乳の状況を伝えて医師・薬剤師へ確認します。
視力の不便とICLの適応検査を分けると、手術を急がずに現在の生活を整えられます。産後は睡眠不足や育児で通院が難しい場合もあるため、手術当日・翌日の診察、点眼、送迎、家族の協力も計画に入れます。
費用・キャンセル・術後診療を確認する
妊娠や授乳が判明して、検査・手術を延期する可能性があります。適応検査料、予約変更料、レンズ発注後のキャンセル、手術日変更、術後診察の費用、点眼薬の費用を契約前に確認します。「検査無料」などの表示だけで判断せず、自分の状況に適用される条件を見積書や規約で確認します。
| 契約前の確認 | 質問例 |
|---|---|
| 適応検査 | 妊娠・授乳で延期した場合の費用は |
| 予約変更 | 出産や体調変化で変更できますか |
| レンズ発注 | 発注後の延期・中止の条件は |
| 手術費 | 片眼・両眼、検査・薬の内訳は |
| 術後診療 | 点眼、診察、追加検査の範囲は |
| 保証 | 妊娠・授乳で時期が変わった場合の扱いは |
厚生労働省の医療広告ガイドラインは、自由診療について通常必要な費用、治療期間・回数、主なリスクや副作用を説明する考え方を示しています。妊娠・授乳中は、手術の可否だけでなく、延期時の費用、薬、通院を一緒に確認します。[出典:厚生労働省「医療広告ガイドライン」「医療広告ガイドラインに関するQ&A」、2026年10月15日確認]
受診を急ぐ症状と計画相談を分ける
妊娠・授乳中に、急な視力低下、視野の異常、強い痛み、強い充血、光が急に増えたなどの症状がある場合は、ICLの手術計画とは別に眼科へ相談します。妊娠中であること、授乳中であること、妊娠週数や出産日、使用中の薬を伝えます。
一方、ICLをいつ受けるか、断乳後いつ検査するか、妊活をいつ再開するかは、症状がない場合の計画相談です。公式ページの目安を自分の予定へそのまま当てはめず、眼科・産婦人科・薬剤師の説明を受けて決めます。
相談の予約前に準備するメモ
妊娠・授乳の状況は、予約時と適応検査時の両方で確認されることがあります。電話やウェブフォームへ入力する前に、妊娠週数、出産日、断乳日、授乳の有無、服薬、眼鏡やコンタクトの状態を一枚にまとめます。妊娠の可能性がある場合も、検査や薬の安全性を確認するため、予約先へ伝えます。
| メモする項目 | 例 |
|---|---|
| 現在の状況 | 妊娠中、産後、授乳中、断乳後 |
| 日付 | 出産日、断乳日、薬の開始日 |
| 眼の変化 | いつから、左右、痛み・充血 |
| 薬 | 内服・点眼の名称と回数 |
| 希望 | 検査、手術、妊活の時期 |
| 相談先 | 眼科、産婦人科、薬剤師 |
適応検査の予約を延期する場合も、延期の理由と再相談時期を記録します。産後は育児や睡眠不足で受診日を変更することもあるため、手術当日の送迎、翌日の診察、点眼を続ける時間を家族と共有しておきます。
妊娠・授乳中のICLに関するFAQ
よくある質問
妊娠中でもICLの適応検査を受けられますか?
妊娠中はホルモンバランスの変化で視力や検査結果に影響する可能性があるため、検査や手術を控える案内があります。妊娠週数や眼の症状を眼科へ伝え、受けられる時期を確認してください。
授乳中でもICL手術を受けられますか?
授乳中は術後の点眼薬や内服薬が母体・母乳へ影響する可能性を確認する必要があります。授乳中の検査・手術を控え、断乳後の期間を置く案内もあるため、眼科と産婦人科へ相談してください。
断乳後いつからICLの検査を受けられますか?
医療機関の公式案内には、断乳後3か月を一つの目安とする例があります。ただし、出産後の体調、視力の安定、服薬などで判断が変わるため、断乳日を伝えて予約先へ確認してください。
ICL手術後はいつから妊活できますか?
公式案内には、術後の抗菌薬や消炎薬の点眼を考慮して、術後1か月以降の妊活を推奨する例があります。妊娠予定、点眼期間、個別の薬を眼科と産婦人科へ確認してください。
妊娠中に視力が落ちたらどうしますか?
ICLの手術を急いで決めず、まず眼の症状を眼科へ相談します。妊娠週数、視力変化の時期、痛みや充血、使用中の薬を伝え、妊娠中に受けられる診療を確認してください。
妊娠が分かったら術後の点眼を中止しますか?
自己判断で中止・変更せず、手術日、薬名、回数、妊娠週数を眼科と産婦人科へ伝えてください。点眼を続けるか、変更するかは医師・薬剤師の指示を受けます。
妊娠・授乳で手術を延期した場合の費用は?
適応検査、レンズ発注、予約変更、手術日変更、薬や術後診察の扱いは施設や契約で異なります。妊娠・授乳が分かった場合の変更条件を、見積書や規約で確認してください。
まとめ
妊娠中・授乳中は、ホルモンバランスの変化が検査や視力に影響する可能性、術後の点眼薬・内服薬が母体や母乳へ影響する可能性を確認する必要があります。公式案内には、妊娠・授乳中の検査・手術を控え、断乳後3か月程度を一つの目安とする例がありますが、共通の許可基準として自己判断しないでください。
妊活の時期、手術後の点眼、出産・断乳後の検査、費用や予約変更は、眼科・産婦人科・薬剤師へ相談します。ICLの適応はICLに向いている人・受けられない場合の記事、年齢の考え方はICLの年齢記事、術後の薬はICL術後の点眼薬の記事で整理しています。急な視力変化や強い痛みがある場合は、手術計画より眼科への相談を優先してください。
編集・監修方針と出典
最終確認日:
出典一覧
- アイクリニック東京グループ「妊娠・授乳中のICL手術適応検査やICL手術は可能ですか?」(確認日:2026-10-15)
- アイクリニック東京グループ「ICL手術後、いつから妊活可能ですか?」(確認日:2026-10-15)
- 中京眼科「ICL治療」(確認日:2026-10-15)
- 新宿近視クリニック「妊娠中にICL手術を受けることは可能ですか?」(確認日:2026-10-15)
- 西眼科病院「よくある質問」(確認日:2026-10-15)
- 井上眼科病院「ICL手術」(確認日:2026-10-15)
- 医療法人社団インフィニティメディカルグループ「妊娠・授乳中でも受けられますか?」(確認日:2026-10-15)
- 厚生労働省「医療広告ガイドライン」(確認日:2026-10-15)
- 厚生労働省「医療広告ガイドラインに関するQ&A」(確認日:2026-10-15)
- 国民生活センター「美容医療サービスを受ける前に確認したいこと」(確認日:2026-10-15)